9月
八朔祭(はっさくまつり)〔松尾大社|9/7〕
松尾大社で毎年9月の第一日曜日に行われる「八朔祭」は、京都の夏を締めくくる祭りとして知られています。前日の土曜日から境内ではさまざまな行事が繰り広げられ、普段の神社とはひと味違う華やかな雰囲気に包まれます。
〔八朔とは?〕
八朔とは旧暦8月1日のこと。この頃は台風や害虫の被害を受けやすかったため、昔から風雨を避け、五穀豊穣や家内安全を祈る風習がありました。松尾大社では明治18年(1885年)にこの行事を祭礼として整え、以来140年近く受け継がれています。もとは9月1日に行われていましたが、現在は9月の第一日曜日に開催されています。
見どころ
勇壮な神輿渡御や舞の奉納など、境内に響く太鼓や掛け声が夏の終わりを告げる光景は迫力満点。観光で訪れても地元の人々と一緒に楽しめる、京都ならではの伝統行事です。
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勅祭 石清水祭(ちょくさい いわしみずさい)(9/15)
石清水八幡宮では年間100余りの祭典を斎行しておりますが、その中で最も重儀として知られているのが石清水祭です。
「勅祭」とは天皇陛下のお使いである勅使が直々に天皇陛下からのお供え物(幣帛)を供えに参向される祭典のことで、全国8万社ある神社の中でもこの「勅祭」が斎行される神社は16社しかありません。とりわけ石清水祭は、葵祭の名で親しまれる賀茂祭(京都-賀茂別雷神社・賀茂御祖神社)・春日祭(奈良-春日大社)と共に旧儀による三大勅祭の一つに数えられています。
見学ポイント
① 神幸の儀(午前2:00〜3:00頃)
• 場所:山上の本殿〜頓宮へ下る参道
• 見どころ:松明や提灯に照らされながら神輿3基と約500名の行列が山を下ります。
→ 夜の闇に炎が揺れる光景は「動く平安絵巻」と呼ばれるほど幻想的。
② 奉幣の儀(午前5:30頃)
• 場所:頓宮(山麓)
• 見どころ:天皇からの供え物(幣帛)を神前に奉る厳粛な神事。雅楽や舞もあり、朝の静けさの中で行われます。
③ 放生行事(午前8:00頃)
• 場所:放生川(頓宮の近くを流れる川辺)
• 見どころ:魚や鳥を放して生命を尊ぶ「放生」の神事。胡蝶の舞、大祓詞の奉唱などが加わり、神仏習合の名残を感じられます。
④ 還幸の儀(午後6:00頃)
• 場所:頓宮〜本殿への参道
• 見どころ:神輿が再び山上に戻る行列。朝とは違い、夕暮れ〜夜にかけての荘厳さが楽しめます。
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晴明祭(せいめいじんじゃ)(9/22)
宵宮祭(前夜祭)
• 日時:秋分日前夜、午後7時から開催
• 見どころ:
• お迎え提灯行列:地元の子供たち約100名が提灯を持ち行進する幻想的な行列
• 湯立神楽:大釜で沸かした清めの湯を巫女が竹葉で周囲に撒き、無病息災を祈願。飛び散った熱湯を浴びるとご利益があるとも。参加(祓禊)は初穂料1,000円で晴明饅頭付き。
例祭(れいさい)
• 日時:秋分の日当日、午前10時から神事が執り行われます
• 内容:献茶、献花などの厳かな奉納が行われ、氏子や信者が参列。境内には露店も出て賑わいます。
神幸祭(しんこうさい)/神輿巡幸
• 開始時間:午後1時から
• 見どころ:
• パレード:少年鼓笛隊を先頭に、鉾(菊鉾・扇鉾)、獅子、御神宝、飾馬などに加えて、晴風稚児・八乙女・四神稚児などが華やかに供奉。
• 神輿の渡御:晴明神社本社神輿と、桃薗みこし・聚楽みこしの若神輿が巡行。御旅所祭を経て、午後6時ごろ本社へ還御。
• 巡行ルート:西陣地区を中心に、堀川通沿い~智恵光院通~寺ノ内通~下長者町通あたりを練り歩きます。
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