いち瑠【きもので始めるサスティナブル】
〜デザイン変わらず保ち続けてきた きものに「サスティナビリティ」を共感〜
きもの着方教室 いち瑠を展開する株式会社一蔵は、SDGsに関心があり、普段きものを着用しない方112名に、きものが持つサスティナビリティに関する意識調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
調査サマリー
調査概要
・調査概要:きものが持つサスティナビリティに関する意識調査
・調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
・調査期間:2022年10月27日〜同年10月28日
・有効回答:SDGsに関心があり、普段きものを着用しない方112名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
サスティナブルだと感じる特徴を持った服、「長く着ることができる服」が80.4%で最多
「Q1.あなたは、どのような特徴を持った服をサスティナブルだと感じますか。(複数回答)」と質問したところ、「長く着ることができる服」が80.4%、「着回しがしやすい服」が62.5%、「環境に配慮した方法で製作された服」が43.8%という回答となりました。
約4割が「5年以上」、服を長く着ることができればサスティナブルだと感じると回答
Q1で「長く着ることができる服」と回答した方に、「Q2.あなたは、服をどのくらい長く着ることができればサスティナブルだと感じますか。」と質問したところ、「5年以上」が42.2%、「10年以上」が33.3%という回答となりました。
きもののサスティナブルな特性で共感すること、「デザインが普遍的なので年代を問わない」が60.7%で最多
「Q3.きもののサスティナブルな特性で、共感することがあれば教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「デザインが普遍的なので年代を問わない」が60.7%、「サイズが変わっても着方のテクニックでカバー出来る」が42.0%、「着なくなったきものを、羽織や帯・バックなどにリメイクできる」が39.3%という回答となりました。
約7割が、長年所有している服を着る際に、服のヨレや汚れが目立つことに不満
「Q4.長年所有している服を着る際に、不満に感じることを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「服のヨレや汚れが目立つ」が66.1%、「サイズが合わなくなった」が39.3%、「トレンドに対応できない」が28.6%という回答となりました。
約6割が、200年デザインが変わらず、本質的なアップサイクルが可能なきものに興味あり
「Q5.200年デザインが変わらず、サイズの調整や、色や柄を変えることができ本質的なアップサイクルが可能なきものに興味がありますか。」と質問したところ、「非常に興味がある」が11.6%、「やや興味がある」が48.2%という回答となりました。
まとめ
今回は、SDGsに関心があり、普段きものを着用しない方112名に、きものが持つサスティナビリティに関する意識調査を実施しました。
サスティナビリティを感じる服の特徴として、「長く着ることができる服」と多くの方が感じており、その中でもサスティナビリティを感じる服の着用期間について、「5年以上」が最多回答となった他に、「30年以上」との声もあがりました。
きもののサスティナビリティの特性として、「デザインが普遍的なので年代を問わない」ことに共感をしている人や、「デザインが変わらず、サイズ調整や色や柄を変えることができる」きものに興味を示している人が半数以上いることから、これからは、きものへの興味が出てくる方が増えていくのかもしれません。
きもの着方教室 いち瑠
きもの着方教室 いち瑠では、基本的な着る技術・着せ方が学べるだけではなく、きものに触れることで出てくる「きもの文化」への興味や、「着る機会がない、お手入れの方法がわからない」といったお悩みに対しても様々な講座を開催し、皆さまの“きものライフ”がより楽しくなるようなサポートを行っています。