アメリカの著名シェフによる2つのレストランに加え、ポートランドで人気のスタンプタウン・コーヒー・ロースターズがホテル内に日本初出店

 エースホテル京都は2020年6月11日よりプレビュー期間としてソフトオープンすることを発表いたします。アジア初進出のエースホテルとなる同ホテルは「East Meets West」をテーマにし、エースホテルの長年のパートナーであるコミューンデザインが、内装デザインを担当。日本文化の中心地として国際的な人気も高い京都への尊敬の念を込めて集められた、日本とアメリカから様々な作家の作品がゲストをお迎えいたします。

 エースホテル京都は同日開業するNTT都市開発が行う、歴史的建築物(1926年竣工の旧京都中央電話局)の再開発プロジェクト「新風館」の中に位置します。京都市営地下鉄「烏丸御池駅」に直結するこの商業施設は、世界的に著名な隈研吾氏監修により建築デザインされたものです。なお、ホテルのグランドオープンにつきましては、2020年後半を予定しております。

豊かな文化都市、京都にホテルをオープン出来ることを嬉しく思います。
フレンドリーかつ安全な空間で皆様をお迎えすることを心より楽しみにしています。
エースホテル京都 総支配人 ニコラス=ジェームス・ブラック

 ホテル内には宿泊滞在のお客様だけでなく、地元の方々にもお気軽にご利用いただけるアメリカのフードシーンで話題のシェフが監修する2つのレストランと、日本初進出のコーヒーショップがオープンいたします。シェフ達が日本を訪れた際に幾度も自ら市場に足を運んで選んだ食材を使用し、彼ら独自のテイストと、京都や近隣県産の食材のシンプルなおいしさを合わせた、エースホテル京都でしか味わえないメニューをご紹介します。プレビュー期間中は、この期間だけの特別な「プレビューメニュー」を用意して皆様のお越しをお待ちしています。

ホテルの料飲施設
Mr. Maurice’s Italian(ミスター・モーリスズ・イタリアン)
 ルーフトップバーを備えたアメリカ風イタリアン・オステリア。アメリカに渡ったイタリア系一家に生まれたフィラデルフィア出身の人気イタリアンシェフMarc Vetri(マーク・ヴェトリ) 監修のMr. Maurice’s Italian(ミスターモーリスズイタリアン)では「レッドソース・イタリアン」と呼ばれる家庭料理のメニューをベースにしながら、洗練された素材やテクニックを使いモダナイズされた味わいを提供いたします。

 アペリティフという習慣が定着している本国の雰囲気を感じていただける「アペリティーボカクテルアワー」では、ライトミールと軽やかなカクテルをご用意いたしました。料理にインスパイアされた様々なカクテルを緑の植栽が美しいルーフトップバーでお楽しみいただけます。
www.mrmauricesitalian.com

PIOPIKO(ピオピコ)
 隈研吾氏デザインによる木組みが圧巻なロビーエリアから中二階、二階へと続く天井高で開放的な空間に位置するバー&タコスラウンジ、PIOPIKO(ピオピコ)。世界中の食文化が混在する都市LAで育ったメキシコ系アメリカ人のWes Avila(ウェス・アヴィラ)監修による西海岸で発展してきたストリートフードでもあるメキシコ料理は、幅広い食文化の影響と高度なテクニックを要する調理法で、コンテンポラリーなメキシカン・アメリカンとしてアップグレードされ、LAのフードシーンで話題のメニューとなっています。

 ランチ、ディナーを提供するダイニングスペースのほか、SUNNY AND SPICYをテーマにした様々なカクテルを一日中お楽しみいただけるラウンジエリアで、メキシコの特産酒であるテキーラ、メスカルを中心としたカクテルとタコスで、他では味わえない刺激的な時間をお過ごしください。
www.piopiko.com

エースホテル京都オリジナルのビバレッジサービスについて
 館内全てのレストランにはバーを併設しています。世界大会に出場し受賞歴もあるエースホテル京都のミクソロジスト達が徹底的にこだわったのは、各レストランの監修シェフが創りあげたメニューの美味しさを引き立てるビバレッジメニューを充実させることです。彼らによって厳選されたクラフトスピリッツに、自家製の材料を使用したカクテルはもちろん、世界でもトレンドとなっているあえてお酒を飲まない「ソーバーキュリオス」な方々にもご満足いただける個性的なモクテルメニューも用意しました。

 また、「サステナビリティ」を意識したカクテルプログラムの一環として、開栓後一定の時間が経ってしまったワインなどを使用したアップサイクルカクテルに加え、食品ロス軽減を念頭におき、フルーツや地元の野菜などを館内で乾燥させて使用しています。新鮮な間に乾燥させ栄養や味わいをぎゅっと濃縮し、アクセントとしてカクテルの味わいを引き立たせます。

Stumptown Coffee Roasters(スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ)
 また、ホテルロビー1階にはアメリカ・ポートランド発の人気コーヒーショップ店、Stumptown Coffee Roasters (スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ)が日本初出店します。Stumptown Coffee Roastersは20年以上に渡り、ダイレクトトレードと呼ばれる生産者と直接交渉することによって、高品質のコーヒー豆を世界各地から調達し、ミディアムローストしたクラフトコーヒーを提供しているエースホテルの長年のパートナーであり、コーヒー業界のサードウェーブの代表ブランドとして知られています。Stumptownという名前は、ポートランドの古いニックネームに由来しています。

 第一号店が美容院跡地だったことから名づけられた 、甘く複雑でバランスがいいと評価の高いシグネチャー・コーヒーのヘアベンダー・コーヒーを使ったエスプレッソやアメリカーノをはじめ、さまざまな種類のコーヒーメニューと共にお楽しみいただけるドーナツやクッキーなどのホームメイドのペストリーもご用意いたしました。朝7時からオープンする店内では、タンブラーやトートバッグ、マグカップなどのオリジナル商品も販売いたします。ショップ空間は、オリジナルの信楽焼の施釉タイルやテラゾーカウンター、ホテルのロゴや客室のアートも手掛けた柚木沙弥郎氏によるエントランス上のタペストリー、そしてアダム・ポーグによるポジャギスタイルのテキスタイル・アートなど、クラフトマンシップが光るアートで溢れています。

ホテルの客室について
 エースホテル京都は、アメリカのエースホテルの内装も手がけるLAの「コミューンデザイン」がデザインを担当。西洋の建築家やデザイナーと日本の大工、芸術、工芸とのコラボレーションの歴史にインスピレーションを受けた、日本とアメリカ西海岸のアーティストや職人によるクラフト、自然、地域の素材、カスタムアートが、館内のいたるところに取り入れられています。「美的哲学、アイデアと伝統」がバランスよく融合された、新しい感覚の空間・アート作品を、ロビー、客室だけでなく館内のいたる所でお楽しみいただけます。

 客室は既存棟と新築棟の両方にまたがり、スタンダードルームを始めさまざまなレイアウトのお部屋と、3タイプのスイートルームを合わせて213室あります。新風館の中庭を臨む開放感溢れる廊下を抜け客室へ向かう既存棟。烏丸通りに面した既存棟にある客室は2階と3階に位置し、1926年に旧京都中央電話局が建てられた当時の外壁や窓枠を生かした天井高のあるお部屋が並びます。こちらにはヒストリックキング、ヒストリックツインのほか、エーススイートとロフトスイートがあります。PIOPIKOやフロントロビーを見渡せる2階の渡り廊下を経た先の新築棟には、たたみスイートを始めスタンダードルーム、デラックスルーム、植栽が植えられたテラスツインなど、和洋折衷の魅力あるお部屋が吹き抜けを囲むように配置されています。

 全室共通で、90代の現在もなお活躍の日本を代表する染色アーティスト・柚木沙弥郎氏による作品が客室を飾り、天然の玄昌石のタイルを張った浴室、ミナペルホネンによるカーテン、ペンドルトン社のベッドブランケットなど、エースならではのインテリアで構成され、お客様をお迎えいたします。浴室のアメニティには環境にやさしいエースホテル京都オリジナルのukaのヘアケア商品、竹製の歯ブラシなどがセットされ、部屋に備え付けの湯呑は額賀章夫作、小皿は伊藤丈浩作のものを使用しています。また、エースホテルにとって大切なエレメンツである音楽をお楽しみいただけるよう、全室にTivoli社製ラジオを設置、また一部客室にはTEAC社のターンテーブルやEpiphoneのギターをご用意いたしました。

 30平米から40平米のスタンダードなタイプのお部屋のほか、和洋折衷の旅館スタイルが目を引くたたみスイート、歴史的建築のデザインを生かした出窓が魅力的なリビングエリアが特徴のエーススイート、ホテル内で一番大きな90平米のロフトスイートなど3タイプのスイートルームがあります。

ロビー併設のギャラリー
 ロビーエリアに隣接するギャラリースペースでは、様々なアーティストの発信の場、インスピレーションのきっかけとなる、幅広いジャンルのエキシビションやイベントを行ってまいります。6月11日からは、滋賀県甲賀市のやまなみ工房に所属するアーティスト田村拓也氏の作品のエキシビションを開催します。

館内の衛生プログラム
 エースホテル京都では、ゲストの皆様、スタッフ、そして地域の方々の安全と健康を常に最優先事項とし、厚生労働省により推奨されている方法や手順に沿った予防的措置を取り、プレビュー期間中はジムの使用やイベント内容を制限し営業いたします。各部門のスタッフで構成されたチームが、定期的に既定の衛生環境チェックをしています。

【エースホテル京都公式サイト URL】
www.acehotel.com/kyoto