六波羅蜜寺の涅槃図が公開

江戸時代に描かれた縦約3.5メートル、横約3メートルの大型の涅槃図。長らく蔵に眠っていましたが、修復プロジェクト(クラファン)で修復完了され、この度公開されました。

日程:2026年3月21日(土)・22日(日)
時間:9時から16時※最終入場15:30
場所:六波羅蜜寺 太和亜館(タワー館)
拝観無料
住職による絵解き:両日とも10時・14時 各回約30分

六波羅蜜寺の涅槃図
六波羅蜜寺の涅槃図
六波羅蜜寺の涅槃図

わずかに存在する珍しい猫入り涅槃図

なぜ猫は描かれないのか?

涅槃図には、釈迦の入滅を悲しんで多くの動物が集まる様子が描かれますが、猫が描かれていない説がいくつかあります。

①釈迦の病を治すため、天界から薬の袋が投げられましたが、木に引っかかってしまいました。ネズミがそれを取りに行こうとした際、猫がネズミを捕まえてしまい、結果として薬が届かず釈迦が亡くなったという伝説があり縁起が悪いといわれた。

②猫はその鋭い目つきや夜行性の習性から「魔物」に近い存在と見なされていた時期があった。

③涅槃図のルーツであるインドには、当時猫を飼う習慣がなかったため、初期の図像にお手本として描かれなかったという歴史的背景があった。

六波羅蜜寺の涅槃図
六波羅蜜寺の涅槃図

六波羅蜜寺

六波羅蜜寺
六波羅蜜寺
六波羅蜜寺