平安時代の古式を伝える左近の梅と右近の橘

AI による概要

宸殿(重要文化財)の南庭
大覚寺の宸殿前には、平安時代の古式を伝える「左近の梅」と「右近の橘」が植えられています。現代の御所では左近は桜ですが、大覚寺では旧嵯峨御所の格式に基づき梅が植え続けられており、毎年2月中旬頃からほころび始め、3月上旬〜中旬に見頃を迎えます。

門跡寺院 大覚寺

 京都には「門跡寺院(皇族が住職を務めた寺)」があり、その中でも大覚寺は特に有名です。
起源は平安時代初期に嵯峨天皇 の離宮「嵯峨院」。つまり皇室の別荘 → 寺院になった特別な寺です。

大沢池の梅林
 境内にある名勝 大沢池 の北側に「梅林」があり、約150本の白梅・紅梅 が植えられています。
梅林の背景には、心経宝塔、大沢池の景色があり、平安時代の離宮の風景を感じる静かな梅景色が魅力です。

  • (1)大沢池
     大覚寺の一番有名な景観
    【特徴】日本最古級の人工池/平安時代の庭園/月見の名所
  • (2)心経宝塔
     大沢池の北にある朱色の塔
    【由来】嵯峨天皇が般若心経を写経した場所に建てられました。般若心経を書いて納めるための供養塔になっています。
  • (3)宸殿(しんでん)
     平安貴族の住居様式を残す建物
    【特徴】長い回廊/襖絵/雅な宮廷建築
    平安貴族の生活様式を感じられる場所で映画やドラマの撮影地としてもよく使われます。
  • (4)村雨の廊下
     大覚寺で人気の廊下
    【特徴】床板が波打つように見える/雨音が美しい
    「歩くと音が変わる廊下」として知られています。
  • (5)嵯峨菊
     大覚寺は菊でも有名です
    「嵯峨菊」は、京都・嵯峨野に伝わる伝統菊で花びらが細く長く、江戸時代から続く品種です。毎年秋に「嵯峨菊展」が開かれます。